
「素敵なママfile」では、さまざまな分野で活躍されている女性に、子育て、仕事との両立、プライベートな時間についてのお話を伺いながら、いつまでも素敵なママそして女性でいられるためのヒントをみつけていきます。
第二回目は、ふたりのお子さんを育てながらベビーシッター派遣会社「フェアリーキッズ」を経営されている細川眞紀子さんにお話をうかがいました。
mama's style:
細川さんは、ご結婚前から起業を志しておられたそうですね。
細川さん:
私の家は起業一家だったので、ずっと祖父や父の姿を見て育ったこともあるのでしょう。ずっと、自分で会社を興したいという思いをあたためていました。
起業する前にいろいろな方にお話をうかがったのですが、成功された方たちがおっしゃるのは、「思った瞬間にすぐ行動しなければ成功できない」ということ。その教えを自分のモットーとしています。
結婚後は専業主婦になり、29歳で出産しました。1人目の出産のとき、妊娠の1年間、産後の1年間と、まず2年間は外に出られないし、自分の好きだったことがまったくできない期間があったわけです。2年経ってやっと外に出られると思ったとき、また次の子ができて……。私はあと何年家にいなければならないんだろうと思ってしまったんですね。そう考えると寂しくなってしまいました。
もちろん子供はかわいいのですが、出産によってそういう寂しい思いをしたくはありませんでした。それに、もともと夫婦で遊びにいったりすることが大好きだったので、そういう時間を持てなくなったこともストレスになっていました。それで主人に相談したら、ベビーシッターを雇ってみたらという話になりました。そうしたら、また二人の時間を持てるようになったんです。
お子さんがまだ小さいうちに会社を興されたわけですね。
当時のベビーシッター会社には、料金設定も含め、あまり行き届いたサービスがありませんでした。そこで、もっと利用しやすいベビーシッター会社をつくりたいと思ったのがきっかけです。ただお子様を預かるだけでなく、ご両親の気持ちを考えた会社を自分でつくってみたいと考えたのです。
起業のタイミングは、実は主人の仕事にも関係しているんです。主人はスポーツ選手なのですが、スポーツ選手というのは非常に選手寿命が短いんですね。選手として活躍できる期間と、会社の利益が出はじめる時期を考えたとき、いま始めなければと思ったのです。そのとき心の支えになってくれたのは、やはり主人でした。はじめは起業に大反対だったのですが、話し合うなかで私の気持ちをわかってくれて、後押しをしてくれるようになりました。
会社のコンセプトは、やはりママ軸を基本にしています。夫婦の時間を楽しんでもらおうとか、ママにゆっくりしてもらおうとか。やはり夫婦が仲良くしているのが子供にいちばんだと思うんです。
わたくしどもでは、お子様のお世話をするほか、たとえばお昼寝の間に洗濯物をたたんでおいたり、洗い物をしておいたりということはさせていただいております。やはり私自身が母であり、お母様方のお気持ちがよくわかるので、お母様方にうれしいプラスアルファのサービスを意識しています。
一般的に日本では、シッターさんをお願いするのは少し特別なことという風潮がありますが……。
わたくしどもでは、結婚記念日やお母様のお誕生日に、お父様からのプレゼントというかたちでのご利用をおすすめしています。そういう形で第一歩を踏み出せたら、お母様方も気持ちが楽になるし、そういう気遣いをしてもらえたということで、お父様に対するお母様の気持ちもまた変わってくると思います。
結婚して数年も経ち、子供もできると、やはりふたりの時間は少なくなってしまいます。夫婦でデートなどする時間が持てれば、「ああ、結婚してよかった」と思える瞬間がもっと増えるのではないでしょうか。やはり夫婦円満が幸せな家庭の基本だと思います。
それから、やはりお父様の育児参加というのは絶対必要です。もし時間的にできないのであれば、お母様のためにちょっとした時間をつくってあげることが大切だと思います。お母様の大変さを認識してあげていただきたいし、そのお気持ちをわかっていただきたいですね。ただそれだけで、お母様は少しは楽になれますから。
育児に家事に、そして仕事にとてもお忙しい日々を過ごされていると思います。自分の時間はありますか? またパワーの源は?
月曜から金曜は仕事で、土日は基本的に子供と一緒に過ごしています。本当に自分の時間を持つのは大変なので、たまにそれこそシッターさんをお願いして、2時間ほどサウナに行ったりします。疲れたときには汗を出すのがいちばんリラックスできますね。
仕事でも、うまくいかないことがあると落ち込んでしまうこともありますが、周囲のスタッフの支えもありますし、人と接する仕事なので、みなさんからパワーをいただいています。そして、主人や子どもがやはり心の支えになってくれています。長女は3歳でもう1歳の弟のオムツを替えてくれたりして、とっても頼りになります。長女とはもう大人の会話ができるんですよ。子どもたちは元気に明るく育ってほしい。それから、英語やスポーツなどなんでもいいから一芸を身につけてほしいと思っています。
毎日の忙しさに溺れず、女性として輝き続けるポイントはなんでしょうか。
私はもともと女性でいたいという気持ちが強いほうで、いくつになってもかわいらしい女性でいたいという気持ちが常に心の中にあります。そういう想いがあれば、気の持ちようもだいぶ違ってくると思います。
あと、「3時間の使い方」ですね。昼の3時間と夜の3時間は全然違うと思っています。
たとえばお昼にお子様を預けてお友達とランチに行って、そのあとお子様のお迎えに行ってそれでおしまいというのと、夜にご主人とゆっくりデートをするのとでは、同じ3時間でも気分が全然違うでしょう。自由になる3時間をどう使うかがとても大事だと思います。
今は本当にこれからという感じです。1日が過ぎるのがとにかく早いですね。オフのときはありますが、自分にスペシャルなごほうびというのはまだまだありません。これからもう1年か2年かしてから初めて、と思っています。
いまも、食育、アロマストーン、英会話など、興味あること、勉強してみたいことはたくさんありますが、それらはすべて子供に関わることなんですね。自分の趣味に時間を使ってしまうのは、時間がもったいないと感じてしまいます。自分自身が成長できるようなことのために時間を使いたいと思っています。
毎日がんばっているママたちにメッセージをお願いします。
私も30歳を過ぎてから、一度きりの人生だと強く思うようになりました。今という時間をどれだけ有効に使っていけるかが、これからの課題になってくると思います。
いままでの20代と、これからの30代40代を考えると、残りのほうが短くなってきている自分がいて、あと何年きれいでいられるのかな、あと何年女性として見てもらえるのかなと思うと、残りの人生がとても寂しいものになってしまいます。そうではなくて、お母様方には今のこの時間を大切に生きてほしいと思います。
ベビーシッター派遣会社
「フェアリーキッズ」
お子様ひとりひとりの個性や資質を把握し、
「お母様の代わり」をモットーに
お子様の保育を行なっています。
- 住所/〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-11-17 第二和光ビル2階203
- 電話番号/03(5347)4460
- URL/http://www.fairykid.com/
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