「天使のたまご」藤原亜季さん、働くママの子育てスタイル

file No.1 素敵なママfile×『天使のたまご』院長 藤原亜季さん

「素敵なママfile」では、さまざまな分野で活躍されている女性に、子育て、仕事との両立、プライベートな時間についてのお話を伺いながら、いつまでも素敵なママそして女性でいられるためのヒントをみつけていきます。

第一回は銀座でマタニティ&ベビーのための治療院「天使のたまご」の院長藤原亜季さんです。

mama's style:
「天使のたまご」は藤原先生が、妊娠・出産の最中に、準備、開業された治療院だとお聞きしましたが

藤原さん:
東洋医学とアロマテラピーを融合させた女性のための統合ケアを目指し、鍼灸の専門学校に通っていた時期に、妊娠しました。妊娠が分かったとき、正直最初は少しとまどい、「どうしよう」と思いました。主人が「休学したほうがいいんじゃないか」「開業は先にのばしてもいい」と言ってくれたことで、逆に私の気持ちは決まりました。。冷静に、少し未来の自分を考えたとき、「あなたのために我慢したんだよ」と生まれてくる子どもには絶対言いたくないと思いました。だったら、とにかくやれるところまでやってみようと、夫婦二人で決心したのです。

もともと、治療院のコンセプトは「妊婦さん」のためのものではなかったのです。
しかし妊娠中、鍼灸師の夫やアロマセラピストの友人にしてもらった鍼やお灸、マッサージでからだはもちろん心までが楽になったとき、きっと、他にも必要としている妊婦さんがいるはずだと考えたのです。
私もそうでしたが、妊娠を理由に治療を断られる妊婦さんの声を多く聞きます。つらい時期を経験した私だからこそ、同じ想いをしている方にできる治療があるのではないかという思いから、『天使のたまご』が生まれました。

時間は作っていくもの

では、そこにいらっしゃる初奈ちゃんありきの『天使のたまご』なのですね。ところで、初奈ちゃんが生まれて、生活や気持ちのうえで大きく変わったことがありますか。

一言でいうと、生活にメリハリができ、規則正しくなりました。いい意味で緊張感を持って生活ができています。朝早く起きて、朝食もちゃんと食べて・・・。(笑)
仕事をしながら、ちゃんと子育て出来るのかなと不安な時期もあったのですが、実際やってみると、「時間」というものは作っていくもの。今は、子どもがいなかった頃と比べると、時間の使い方もうまくなったような気がしています。

子どもができると、「いろんなことを我慢して、何かを諦めなければいけないもの」と思っていたのですが、実は、子どもがいるから頑張れることがたくさんありました。
「子どもとの時間をとりたいから、しっかり集中して仕事をしよう」と自分を鼓舞できます。
娘も「ママがんばって」って言ってくれるんですよ。
今の私にとってそれが何より嬉しい言葉でもあり、文字通り頑張れる言葉でもあります。

その初奈ちゃんと普段の生活で楽しみにしていることを教えてください。

お休みの日は、なるべく自然を感じられる場所に出かけます。今の時期ですと、海。娘も私も海が大好きなんです。娘がいなかった頃は、「休みの日=休息をとる」になっていましたが、今は「次のお休みの日はどこにいこうかな」と考えながら仕事しています。それが仕事の活力にもなっています。(笑)

100点ではなく、60点のママを目指すこと

子育てにおいて私が思うのは、自分で全部やろうとしないこと。最初から最後まで自分がと思っていると「あれもできない、これもできない」といっぱいになってしまうのでないでしょうか。ちょっとずるいかもしれませんが、「これはやってもらおう、あれもやってもらう」と人にやってもらう部分をみつけて、できることだけ自分でやろうと思うことです。
100点ではなく、60点のママを目指すこと。100点は確かに大変ですが、60点だと意外と楽にクリアできて、「できた」という満足感もえられるのです。(笑)

私の場合、恵まれていることに、すぐ側に頼れる人がいます。
同じ職場で働く主人は心強い育児のパートナーでもあります。育児・家事に関しては、特に役割分担はせず、出来るほうがするというのが暗黙のルール。お料理もお掃除も、洗濯だってできるほうがします。

自分時間は今の私に自信を持たせるため

お忙しい中、自分のためだけの時間は持っていらっしゃいますか?

仕事、家庭、すべてのことから離れて“自分時間”を持つようにしています。一人でホテルに泊まったり、ネイルサロンや美容院に行ったり、ちょっと贅沢?と思われるかもしれませんが、自分のための時間を意識的に作ることで、モチベーションを高めていくのです。「私はちゃんとしている」「凛としている」なんてね。(笑)
例えば、最近フットネイルにはまっているのですが、足などは、仕事柄そんなに目立つところではないのです。でも見えないところでもきれいにしていると、自己満足ではあるのですが、「きれいにしている私」に自信が持てます。

「天使のたまご」には、託児ルームも併設していますので、お子様を連れてお見えになる方も多くいらっしゃいます。からだのケアも必要ですからね。また、最近では月に1度、ネイリストさんに来ていただく日を作りました。妊婦さんやママにはとても好評です。

オフはオンのためのエネルギーチャージ

そうは言っても、私には無理といわれるママさんに「ちょっとした気持ちの切り替え」「時間の使い方」で参考になるアドバイスをいただけますか。

オンとオフの切り替えをきっちりやってみてはどうでしょうか。
全く別のことをしているのに「次はこれやらなきゃ」とやる前からあせって考えていると、気持ちだけ疲れてしまいます。「はい、ここからはオフにしよう」と。ただオフの時間はここまでと区切ります。それで時間がきたらオンにする。オンになったら、また気持ちを切り替えて集中して仕事・家事にかかる。私は、仕事だけでなく、家の中だけでも「オンとオフの切り替え」を実践しています。ずっと、オンでもオフでもなく、「やりながらなんとなく休む」では、どちらつかずで、結局自分のため時間は持てないような気がします。

私のオフへの切り替えはお風呂。アロマセラピーを使って、入浴剤や石鹸、シャンプー、リンスまで自分で作り、それを楽しみながら入浴する。子どもと楽しむこともあれば、ひとりで楽しむこともある。でもどちらも大切なオフの時間になっています。上手にオンとオフの切り替えができ、入浴が楽しめた次の日には、すごく元気になっていすます。疲れて、とりあえずシャワーだけで済ませた翌朝は、逆に疲れが取れていなかったりします。

オフはオンのための活力、オンのためにオフの時間をしっかりとる。とても大切なことだと思います。

子どもがいるからママは輝いていられるのです

そうはいっても、子育て、仕事とすべてがスタートしたばかりで、物理的にも、気持ちにも余裕がないのが実は本当のところなのです。(笑)
少し先の話になりますが、ちょっとだけ大人になった娘が「やりたいこと」をみつけ、それを話してくれるとき、娘が願う「やりたいこと」を一緒にかなえていける、10年後のママとして私は、そんな余裕をもっていたいなと思います。

最後に、ママとして、そして女性として輝くアドバイスをいただけますか。

「子どもがいるからできない」とは思わないこと。
もちろん「出来ないこと」もあります。でも子どもがいても「出来ること」や、こどもがいるからこそ「出来ること」もたくさんあるはずです。まずは「少し先の自分の理想」をみつけてそのために「今何ができるか」を探してください。きっと子どもがいても出来ること、また、私のように子どもがいたからこそ出来ることがきっと見つかるはずです。
『この子がいるから輝いていられる』ことに気づいてください。そして、少しでも自分のために、自分がきれいになるための時間を作ってください。それがきっと、ママにとっても、こどもにとっても輝いていられる秘訣だと思います。

information/店舗情報

マタニティ&ベビーのための治療院
「天使のたまご」

妊婦さんや産後のママ、ベビーのための鍼灸指圧マッサージ治療院。アロマセラピーと東洋医学を融合した統合ケアで、癒しの時間を提供。託児ルームが併設されており、小さなお子様連れでも安心して施術が受けられます。
藤原院長は「ノスボス代替医療カレッジ(http://www.nosvos.jp/)」にてカレッジ代表講師も務める。

  • 住所/〒104-0061 東京都中央区銀座1-4-4 銀座105ビル5階(1階は梅乃寿司さん)
  • 営業時間/10:30~23:00(最終受付22:00)
  • 定休日/火曜日
  • 電話番号/03(3563)1045
  • URL/http://www.tenshinotamago.com
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