


中国の古い風習から始まった日本のひな祭り。女の子の日であり、桃の節句とも言われています。
ひな祭りの豆知識や心得を知って大切にお祝いしてあげてください。
身の穢れや災いを撫でることで人形に移し、川に流したとされる中国の古い風習が日本のひいな遊び(ままごと)と一緒になって、いつしか「ひな祭り」という行事になったといわれています。
子どもたちには、「おひなさまが守ってくれている」と説明して、人形や行事を大事にしていく心を伝えられたらいいですね。
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もともとは、お払い行事の形代として用いられていたものがおひなさまの原型です。室町時代から続いた紙ひなが今のような一対の人形になったのは、江戸時代に入ってからのことだそうです。
ひいな遊びが貴族、武家にとどまっていた頃は、立ひなが一般的でしたが、庶民の手に移ってからは、座ひなが主流に。
お払いや災いを防ぐ節句の意義が薄れ、女の子が幸せになるように、という願いが強くなり、ひな祭りが今のように華やかになったのは、江戸時代中頃から。
ちなみにおひなさまを出す日は、「雨水の日」が最適といわれています。「雨水の日」とは二十四節気の一つで雪が雨に変わる、雪や氷が解けて水となる日です。
もともと向かって右側が位の高い人が座る位置とされてきました。しかし、昭和になり、昭和天皇の即位式が行われた際、向かって左側に天皇陛下、右側に皇后陛下を掲げられたことから、東京のひな人形業界では、内裏ひなの左右を逆にし、今日に至っているそうです。なお、京都はこの形式に反対し、今,東京と京都では男びな、女びなの位置がそれぞれ異なります。
でも、厳密な決まりはないのが実際のところ。自由に飾って、楽しみましょう。
ひな壇には、お内裏さまとおひなさま、三人官女、五人囃子だけでなく、普段から可愛がっているぬいぐるみや人形をいっしょに飾るのも昔からされてきたことです。
ひな壇を飾る場所に方角などの制約はありませんが、人形は繊細なので、日当たりの強いところや湿気の多いところは避けたほうがよいでしょう。
現在は、7段で15体のひな達、ひな道具がセットになっているのが一般的なひな壇の形といわれています。これは、お内裏さまとおひなさまの婚礼の場を表しているものなのです。それぞれの人形にも意味があります。

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歌を詠み、楽器を奏でられ、宮様の家庭教師もできる立派な職業婦人たちです。この3人のうち真ん中に座っている婦人の顔を、両脇の2人と見比べてください。眉のかたちがちょっと違いますよね。実は、真ん中の女性だけが既婚者なのです。
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元服前の貴族の師弟で構成されています。芸は身をたすく・・・?才能を認められたものだけが元服後に、宮廷でのよいポストを得ることができた象徴でもありますね。
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たくさんあるひな道具には地元らしさも出ます。たとえば、下記の歴史民俗資料館に飾られている鯉桶。現在の東京都中野の地では、昔からお祝いのときには、海が遠いことから、鯉を贈っていたそうです。そんな地方の風習がひな道具にも反映されているのです。
きれいに飾ったおひなさまの写真やお祝いの写真を撮ってアルバムにしましょう。
すてきな思い出になるはずです。
スペースの事情で、なかなか立派なひな壇を出せないというかたも多いと思います。でも、女の子がいる家なら、この季節、おひなさまを飾りたいもの。
そんなご家庭におすすめなのが、ミニチュアひな壇。大人の手のひらほどのサイズだから、どこにでも気軽に飾れます。また、飾って眺めて片付けることがコンセプトの組み木のおひなさまなど、コンパクトでかわいいものもいろいろ出てきています。
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東京都内でのひな人形の展示では、質量ともに随一と言われる、中野区立歴史民俗資料館。ここで毎年開催される「おひなさま展」。
資料館のある土地を寄贈した、江古田の名主だった山﨑家に嫁いできた夫人たちの代々のひな人形には江戸時代からのものも。
またひな道具には、この土地ならではの、「鯉桶」があるなど、郷土特有の習慣を知ることができるのも、おひなさま展の楽しみ方です。
山﨑記念 中野区立歴史民俗資料館
おひなさま展
●開催日:平成20年2月9日(土)~3月9日(日) ●開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
●休館日:月曜・第3日曜 ●入館無料
●住所:〒165-0022 中野区江古田4丁目3-4 ●電話:03-3319-9221
●アクセス:西武新宿線沼袋駅から徒歩8分、「江古田2丁目」バス停から徒歩2分
※エントランスはバリアフリー、館内はエレベーターも設置されています。
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ひな祭りのレシピといえば、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物が一般的。お菓子はあられのほか、季節の上生菓子をいただくことも多いのでは?女の子もお祝いなので、食材には、縁起のよいものを使うのがいいでしょう。赤色が生命を表すえびや菱餅の色にも使われているよもぎ、健康でまめに働くという意味が込められている豆やおめでたいときの鯛など。ちなみにはまぐりは、女の子の美徳と貞節を意味するとか。食材の一つひとつに意味があるのです。
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ひな祭りのお菓子といえば、あられや菱餅が一般的ですが、季節柄、さくら餅やいちごのショートケーキというのも人気があります。菱餅は、3色の餅を重ねたものですが、菱餅を模して、3色のゼリーやスポンジケーキで洋菓子風にアレンジすれば、子どもたちも食べやすくなります。
はまぐりと菜の花の炊き込みご飯
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- お米を洗い、ザルで水を切る

- はまぐりを鍋に入れ、酒で酒蒸しにする貝の口が開いたら、すぐに火を止め、身だけを取る

- お米を炊飯器に移し、そこへはまぐりの身を煮汁ごと入れ、さらに、しょうゆ50ccと水を加える

- お米を炊いている間に、菜の花を塩茹でし、水を切る

- 炊けたお米を器によそい、最後に菜の花を散らしてできあがり
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はまぐり 16~18個、お米 3合、 菜の花 1把、薄口しょうゆ 50cc、 お酒 100cc
初節句は、赤ちゃんの健やかな成長を祝う行事。赤い被布を着せると、健康と厄除けになるそうです。被布を用意するのが大変であれば、赤い色のベビー服で代用するのもよいかもしれません。
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ひな人形は1人に1飾りが基本。お母さんのひな人形を譲るのも基本的にはしないこと。でも、姉妹の場合は、おうちの事情などもありますので、全員の人形を飾るのは大変。そんな場合は、2人目は親王飾りや市松人形を買ってあげる人が多いようです。



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